※個人的な見解です。馬券の購入はご自身でご判断下さい。
競馬の祭典・日本ダービー。その勝ち馬を見極める上で、今年のキーワードは「コース替わり」と「幻の物差し」。
今週末から東京競馬場はCコースへとステージを移し、内側が完全に保護された『内・前有利』の馬場へと変貌。世間の注目は当然のように皐月賞の上位馬や大実績馬に集まるが、過酷な外枠を引いた有力馬、そして舞台適性の変化を見落としては馬券の正解には辿りつけない。
戦線離脱を余儀なくされた大物ベレシートとの「直接対決の価値」を徹底検証。人気に惑わされず、高速イン前馬場の恩恵を極限まで受けることができる、真の「能力上位馬」をあぶり出す。
有力馬のジャッジと評価
① 軸・本命候補(ベレシートを破った世代最高峰の2頭)
◎コンジェスタス(評価:★★★★★)
- ジャッジ:本命・アタマ(1着)候補
- 理由: 3戦3勝、前走の京都新聞杯で「世代最強」のベレシートを真っ向勝負で競り落とした価値は計り知れない。右にもたれる癖があるため、左回りの東京替わりは明確なプラス(パフォーマンス上昇)。さらに3枠6番という絶好枠を引き当てたことで、Cコースの「内前有利」の恩恵を最大に受けられるポジションを確保可能。中2週の疲労さえクリアできれば、ロジャーバローズやショウヘイのような「王道のイン抜け出し」でダービー馬に輝く資格を十分に持っている。
〇リアライズシリウス(評価:★★★★★)
- ジャッジ:対抗・相手筆頭
- 理由: 共同通信杯(東京)でベレシートとロブチェンをまとめて封じ込めて勝利しており、左回り適性と能力はすでに現世代で実証済みです。皐月賞は2着に敗れたが、津村騎手が「右回りを克服した」と語る通り、本領発揮は今回の左回り。ロブチェンが外枠に回ったことで、マークが薄れる点も絶好。Cコースの利を活かせる6枠11番からスムーズに先行できれば、ロブチェンへのリベンジ、そしてベレシートの分まで頂点に立つシーンが現実味を帯る。
② 抑え必須・取捨選択が鍵の馬
▲ロブチェン(評価:★★★★☆)
- ジャッジ:相手・押さえまで(過剰人気の危険性あり)
- 理由: ホープフルS・皐月賞の2冠馬、今回は8枠17番の大外枠という致命的な試練を迎えた。Cコース替わりの内前有利な馬場において、外から脚を使ってポジションを取りに行くか、終始外回りを強いられる展開は大幅なロス。マークも厳しくなり、父ワールドプレミアとはいえ、レコード勝ちの反動も含めて世間が盲信するほど信頼はできない。ヒモには必須だが、アタマ(1着)は疑う。
△ライヒスアドラー(評価:★★★☆☆)
- ジャッジ:押さえ評価(中山適性が高かった可能性)
- 理由: 皐月賞3着、母父ハーツクライ、1枠1番と条件は揃っているように見えるが、佐々木騎手が「折り合いが課題」と吐露している点がアキレス腱。内枠で包まれて壁を作れるメリットの反面、出遅れたり、馬群が凝縮して進路を無くすリスクあり。皐月賞のタフな流れがベストだった可能性もあり、東京2400mのスピード・瞬発力勝負では見立てでは「皐月賞がピーク」と見て評価を一枚下げる。
③展開ひとつで一発。紐解き・穴で狙いたい実力馬
△フォルテアンジェロ(評価:★★★☆☆)
- ジャッジ:3着以内・または一発大逆転の爆弾馬
- 理由:皐月賞(5着)は出遅れが全て、上がり最速33.4秒はベレシートが不在となった今、メンバー中トップの破壊力。ホープフルSでロブチェンと肉薄(0.1秒差)しており、叩き2戦目の上積みも抜群。7枠15番と外になったが、ロブチェンが外にいることでレースが動きやすく、腹を括って末脚勝負に徹すれば、東京の長い直線でまとめて差し切る不気味さを持っている。
バステール(評価:★★★☆☆)
- ジャッジ:穴・ヒモ候補
- 理由: 皐月賞(11着)は外枠から最後方という展開不向きの極みで完全度外視。弥生賞では鋭い上がりでライヒスアドラーを差し切っているように、本来のポテンシャルは一級品。3枠5番という絶好の内枠を引き当てたため、川田騎手がインでじっくり脚を溜めてくれば、Cコースの恩恵を最も受けて激走する不気味な穴馬に変貌。
④ 静観(消し)妥当な馬
アスクエジンバラ(評価:★★☆☆☆)
- ジャッジ:静観(左回りの懸念)
- 理由: 皐月賞4着と崩れない安定感はあり、岩田康騎手が「体が増えてほしい」と語るように余力が鍵。何より、過去にサウジアラビアRC(東京)で大敗しているように、左回りへの適性に疑問が残る。内前有利の馬場自体は合うが、東京コースという点で評価は一歩後退。
アウダーシア(評価:★★☆☆☆)
- ジャッジ:展開次第のヒモ
- 理由: 母リリーノーブルで東京2400mへの血統背景は魅力、脚質が極端な追い込み。スプリングSで見せた大外一気は優秀だが、Cコース替わりのイン前有利な馬場において、5枠9番から大外を回して届くかというと、展開の超大助けが必要。
ゴーイントゥスカイ(評価:★★☆☆☆)
- ジャッジ:ヒモの端っこ(掲示板まで)
- 理由: 青葉賞を制して距離適性は示したが、今回は一線級(ベレシートに肉薄してきた馬たち)との初対決になり、メンバーレベルが上がる。瞬発力勝負になるとキレ負けする可能性が高く、内前有利を活かしてどこまで踏ん張れるか、掲示板争いまでが現実的か。
パントルナイーフ(評価:★★☆☆☆)
- ジャッジ:ルメール、パドック注目
- 理由: 東スポ杯2歳Sでライヒスアドラーに勝っているが、フレグモーネによる長期休養明け直行の皐月賞(14着)の大敗から、どこまで状態が戻っているか不透明。ルメール騎手への(継続)で世間が人気を吸ってくれるなら、状態面の不安から馬券的には外す。
⑤ 【勝負気配薄・消し候補】静観妥当な馬たち
ジャスティンビスタ:右第1指骨剥離骨折からの長期休養明け。直線のフラつき癖もあり、この大舞台では調教不足・若さが露呈する可能性大。
ショウナンガルフ:ホープフルS大敗以降、近走の行きっぷりからもここでは力不足。
グリーンエナジー / マテンロウゲイル:皐月賞コメントからも「右にヨレる」「GⅠの雰囲気にのまれる」など精神面・気性面に課題があり、Cコースのタフな競馬には耐えきれないと判断。直前の状態も不安。
ケントン / アルトラムス / メイショウハチコウ / エムズビギン:実績・持ち時計ともに一線級とは差があり、ここでは厳しい戦いになります。
(評価:★☆☆☆☆)
1,000円競馬買目
◎(本命):6. コンジェスタス(東京コース変わりは〇と判断。物差しべレシート。馬券妙味)
〇(対抗):11. リアライズシリウス(東京コース変わりは〇と判断。物差しべレシート。)
▲(単穴):16. ロブチェン(マイナス要素はほぼないが外枠。3着までは固い)
と判断するが買目は以下とする。
単勝:◎コンジェスタス×200円
馬連:◎コンジェスタスー〇リアライズシリウス×100円
ワイド①:◎コンジェスタスー〇リアライズシリウスア×300円
ワイド②:◎コンジェスタスー▲ロブチェン×400円
結果
◎コンジェスタス9着
◯リアライズシリウス7着
▲ロブチェン1着
コンジェスタスは−10kgで出走。これまでが太め仕上げできていたので、むしろ状態的にはプラスに感じられた。
レースは最後の直線で外に追い出そうとしたが外からロブチェンにより進路が塞がる。内に進路を取るがここでも詰まり溜めていた脚を発揮できず、空いた時には既に遅しの展開であった。スムーズに直線で追い出せていたらあわよくば3着内はあったと感じる内容であった。
日本ダービーは力だけではなく運も必要とよく言われるがまさしくである。勝ったロブチェンは強かった。
リアライズシリウスは力みと距離が合わなかった模様。2000㍍までかと判断。
今後もコンジェスタスを応援したいし、ロブチェンの二冠は純粋に強さが際立った日本ダービーであった。


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