3歳ダート重賞・レパードS。今年もオープン勝ち馬や海外遠征組、連勝中の上がり馬が揃い、例年以上にハイレベルな一戦。
スピードだけでは押し切れない。新潟ダ1800mは向正面から長く脚を使える持続力が重要で、近年はオープン・重賞で戦ってきた経験馬や、2勝クラスを楽勝した勢いのある馬が好成績。先行力を持ちながら最後まで脚を使えるタイプを重視したい。
総評
現時点で注目はドンエレクトス、メルカントゥール、ショウナンバンライ、タガノアバンドーネ、パイロマンサーあたりか。
各馬評価について
前走~3走前に記載の情報はレース名・競馬場・距離・ペース・4角位置・上り3Fタイム・着順・1着、2着との差・レース上り3Fタイム
オオツカ 57.0(津村)
前 走:1勝クラス小倉1700ハイ③39.0秒1着(−0.3秒)【39.7秒】
2走前:1勝クラス京都1800ミドル②38.6秒7着(+1.4秒)【37.2秒】
3走前:未勝利中京1800スロー①37.2秒1着(0.0秒)【37.2秒】
- ダートになってからは2、1、7、1と勝ち負けできている。前 走の小倉1勝クラスではハイペースを5番手追走して4コーナーで3番手まで押し上げ直線ではすんなり先頭に立ち勝利、2走前は京都で逃げて最後捕まり7着に敗れている。
- 小倉、中京での好走歴があるだけに小回りの新潟コースは好材料。直線での末脚勝負では分が悪いので好位置を確保して早めに抜け出したいところ。内枠を引ければ勝機はありそう。
ショウナンバンライ 57.0(田山)
前 走:八女特別小倉1700スロー③37.0秒1着(−0.9秒)【37.1秒】
2走前:1勝クラス阪神1800ミドル①36.7秒1着(−0.8秒)【36.9秒】
3走前:若葉S阪神2000スロー⑩35.7秒10着(+1.9秒)【34.5秒】
- ダートに変わりここ2走を連勝中。両レースともに2着馬に5馬身先着しており、ここでも勢い、能力は上位。
- 前走八女特別(2勝クラス)では先行して3番手でレースを進める。前残りの展開ではあったが早めに抜け出して突き抜けて圧勝。ここ2走を見る限り勝ち負けまで可能。
タガノアバンドーネ 57.0(菱田)
前 走:2勝クラス阪神1800ミドル④37.3秒1着(−0.3秒)【38.3秒】
2走前:鳳雛S京都1800スロー③37.7秒5着(+1.2秒)【36.8秒】
3走前:1勝クラス京都1800ミドル①36.4秒1着(0.0秒)【36.5秒】
- 3走前の1勝クラスでは後のユニコーンSの勝馬シルバーレシオにタイム差無しであったが勝利。もちのき賞でも川崎2歳優駿の勝馬パイロマンサーに0.1秒差の4着と強者が相手でも勝ち負けのレースができている。
- 4カ月振りとなった鳳雛Sでは5着に敗れてはいるものの、前 走の2勝クラスでは好位から競馬を進め、直線で差し切り勝ちしている。
- これまでの相手関係からも好勝負は期待できる。
チェリヴェント 57.0(吉村)
前 走:1勝クラス阪神1800スロー②35.6秒1着(−1.0秒)【35.8秒】
2走前:1勝クラス京都1800ミドル②37.4秒3着(+0.4秒)【37.2秒】
3走前:1勝クラス京都1800ミドル②36.1秒2着(0.0秒)【36.2秒】
- 3走前の1勝クラスではユニコーンSの勝馬シルバーレシオにタイム差無しで敗れているが、ゴール前まで粘れていた。
- 左回りは初めてで、能力的には展開待ちのところがあり、軸に据えるのは厳しいが、馬場が稍重以上であれば押さえておいてもおもしろ1頭である。
テンカムテキ 57.0(石川)
前 走:小金井特別東京1600ミドル②36.5秒5着(+0.5秒)【36.2秒】
2走前:1勝クラス中山1800ハイ②38.0秒1着(−0.1秒)【38.2秒】
3走前:1勝クラス中山1800ハイ③39.7秒3着(+0.3秒)【39.8秒】
- 前走小金井特別ではメンバーレベルも楽ではあったが、最内枠から前目につけて内々を回したが直線での伸びはいまひとつであった。
- レパードSではメンバーレベル強化で勝ち負けまでは厳しそう。
ドンエレクトス 57.0(荻野)
前 走:青竜S東京1600ミドル②36.1秒1着(−0.6秒)【36.2秒】
2走前:伏竜S中山1800ハイ①38.2秒2着(+0.6秒)【37.6秒】
3走前:1勝クラス中京1800ミドル③37.3秒1着(−0.4秒)【37.5秒】
- 左回りの経験が豊富で2-3-0-2と連対率も高い。1月の1勝クラスでは最内枠から良いところなく13着に敗れており、高木登調教師は砂被りや揉まれ弱いところを指摘。
- 左回りの経験はアドバンテージではあるが内枠は避けたいところ。外目を通してでもスムーズな競馬ができれば勝ち負け可能。
パイロマンサー 57.0(岩田望)
前 走:UAEダービーUAE1900③3着(+1.6秒)
2走前:全日本2歳優駿川崎1600①1着(0.0秒)
3走前:もちのき賞京都1800ミドル④36.9秒1着(−0.1秒)【37.3秒】
- 川崎での全日本2歳優駿を勝って3連勝で挑んだUAEダービーでは行き脚鈍く中団からの競馬となった。4コーナーで3番手につけたが前2頭との差を縮められずに3着であった。発送前に馬具のトラブルもあり本来の力は出せなかった。
- 能力的には上位の力を持っているため、勝ち負けの可能性はあるが4カ月振りのレースとなることが懸念材料。
パラダイスフェイス 57.0(石橋脩)
前 走:1勝クラス函館1700ミドル②38.2秒1着(−0.4秒)【38.4秒】
2走前:1勝クラス函館1700ミドル②37.1秒3着(+0.3秒)【37.0秒】
3走前:1勝クラス東京1600ミドル⑬36.9秒13着(+2.3秒)【35.9秒】
- 右回りでは2-2-2-0と全て3着内であるが、左回りでは13着、5着、6着と結果は出ていない。前走の1勝クラスでは2番手で先行して抜け出して勝利。
- レパードSではメンバーレベルも強化され勝ち負けまでは厳しそう。
ヒシアムルーズ 57.0(佐々木)
前 走:1勝クラス東京1600ハイ③37.4秒1着(−0.4秒)【37.6秒】
2走前:青葉賞東京2400スロー⑦35.6秒13着(+2.2秒)【34.2秒】
3走前:1勝クラス中山2000スロー⑤36.9秒8着(+1.3秒)【36.1秒】
- デビューから4戦は芝レースを戦ってきたが、前 走初めてのダートでいきなり勝利をあげる。スタートが決まり前目の3番手で進み、直線に入り抜け出すと最後まで脚を伸ばして勝利した。
- ダート経験は一戦だけであるが前走で左回りも経験済みで勝ち負けまでは難しいが紐候補としてはあり。
ファイアマン 57.0(原)
前 走:1勝クラス東京1600スロー②35.2秒1着(-0.5秒)【35.3秒】
2走前:1勝クラス中山1800ハイ⑭38.2秒6着(+0.8秒)【39.8秒】
3走前:黒竹賞中山1800ミドル⑩38.7秒6着(+1.4秒)【39.0秒】
- 左回りのダートコースでは2戦2勝とレパードSは好条件。2歳未勝利戦では今回と同じ新潟1800mを経験していることも強味。
- 前走の1勝クラスでは好スタートから2番手につけて早めに抜け出し後続を寄せ付けない競馬で勝利とやはり左回りは合っている。
- レパードSは一気に相手が強くなるため簡単ではないが得意の前につける競馬ができれば勝負は可能。
マクリール 57.0(戸崎)
前 走:小金井特別東京1600ミドル⑤35.8秒1着(0.0秒)【36.2秒】
2走前:青竜S東京1600ミドル⑤36.3秒2着(+0.6秒)【36.2秒】
3走前:雲取賞大井1800⑤3着(+1.2秒)
- 中央ダート5戦して3勝2着2回と安定感はある。(大井3着1回除く)左回りも東京で4戦で経験済みであるが新潟のきついコーナーに対応できるかがポイント。
- 2走前の青竜Sではドンエレクトスに0.6秒差で敗れているだけに今回の強い相手にどこまで対抗できるか。
- 安定した成績を残せてはいるがメンバー強化される今回は軸候補まではどうか。鞍上がルメールから乗り代わる事も割引材料か。
メルカントゥール 57.0(坂井)
前 走:ユニコーンS京都1900ミドル②36.8秒2着(+0.1秒)【37.1秒】
2走前:1勝クラス阪神1800ミドル④36.9秒1着(−0.7秒)【37.4秒】
3走前:1勝クラス京都1800ミドル④36.5秒2着(+0.1秒)【36.9秒】
- 4戦して2勝2着2回とこちらも安定感は高い。
- 前走ユニコーンSでは好位から直線に向いて、最後シルバーレシオに差されて2着に敗れはしたが、能力の高さと安定感を印象づけた。
- ここでも能力上位で勝ち負けの競馬は可能。


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