関屋記念2026のポイント
関屋記念は新潟芝1600m外回りで行われるハンデG3。開幕週の新潟らしく先行馬にもチャンスはあるが、長い直線を活かせる持続力と瞬発力が重要になる。昨年度からハンデ戦となったため過去傾向は当てにならない。
さらに今年は雨予報。稍重~不良まで悪化する可能性もあり、馬場適性が結果を左右する一戦となりそうだ。
有力馬診断
サンダーストラック(54.0㎏)丸山元気
3歳馬ながら54kgのハンデは魅力。
NHKマイルCは差し有利の流れを5番手から粘って7着。着順以上に評価できる内容だった。シンザン記念勝ちが示す通りマイル適性は高く、開幕週で前目につけられる脚質も新潟向き。
古馬との初対戦は課題だが、条件面は悪くない。
アンパドゥ(56.0㎏)岩田望来
最も底を見せていない存在。
デビューから6戦で4勝2着1回。すべて左回りで挙げた成績であり、新潟替わりは大きなプラス材料となる。
前走の分倍河原Sでは上がり32.7秒を記録して差し切り勝ち。数字以上に強い内容だった。今回は重賞初挑戦となるが、能力面では通用しても不思議はない。
唯一の不安はルメール騎手からの乗り替わりか。
ダノンセンチュリー(56.0㎏)戸崎圭太
コース適性なら最上位候補。
1600mでは4戦3勝2着1回と連対率100%。しかも全て左回りでの成績となる。
前走京王杯SCは9着だったが初の1400m戦。マイルに戻る今回は見直しが必要だろう。ハンデ56kgも想定内で崩れるイメージは少ない。
シリウスコルト(58.0㎏)田辺裕信
新潟巧者として警戒が必要。
昨年の新潟記念を稍重馬場で完勝。夏場にパフォーマンスを上げるタイプでもある。
安田記念は展開不向きで度外視可能。京王杯SCでも先行して5着に粘っており能力の衰えは感じない。58kgは決して楽ではないが、コース適性でカバーできる存在だ。馬券妙味も◎
ランスオブカオス(58.0㎏)石川裕紀人
2歳、3歳時に重賞レースで勝ち負けしてきた実力馬。
朝日杯3着、きさらぎ賞3着、チャーチルC勝ちなど重賞実績は十分。外回りコースでの好走歴が多く、新潟外回りは歓迎材料となる。
前走マイラーズCは大外枠と馬場傾向が響いた印象。先行できる力を持っているため、開幕週の内枠で勝負できれば勝ち負けは期待できる。
クランフォード(54.0㎏)菊沢一樹
開幕週で面白い存在。
1400m中心に使われてきたが、近走は阪神牝馬S4着、六甲S2着とマイルで安定している。
谷川岳S大敗は新潟内回りで不利もあり参考外。長い直線で持続力勝負になれば浮上してくる可能性は十分ある。
その他の出走馬
ファーヴェント(57.0㎏)は新潟3戦2勝と舞台適性が高く軽視禁物。ジュタ(56.0㎏)は距離短縮が好材料で変わり身に注意したい。
エルトンバローズ(59.0㎏)は実績最上位クラスだが59kgのトップハンデが課題。ブエナオンダ(58.0㎏)、マテンロウスカイ(58.0㎏)、ドロップオブライト(56.5㎏)も能力はあるが、ハンデとの戦いになる。
メタルスピード(55.0㎏)は左回り実績に不安。レディマリオン(52.0㎏)は最軽量52kgの恩恵はあるものの重賞実績面では見劣る印象だ。
総評
今年の関屋記念は重賞実績馬と上がり馬が激突する構図。
コース適性ではダノンセンチュリー、アンパドゥ、シリウスコルトが上位。世代レベルを考えればサンダーストラックやランスオブカオスも侮れない。
雨予報による馬場悪化が予想されるだけに、当日の馬場傾向と枠順は例年以上に重要となりそうだ。能力比較だけでなく、馬場適性にも注目したい一戦である。

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